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さよなら妄想

現実と妄想の狭間で

上ネタの根源

こんばんは。

ここ最近というよりだいぶ前から、3日に1回のペースで“とある”ところからお便りを頂くようになりました。

薄々気付いてましたし、うすうすの良さも十分理解してます。

他のブロガーさんが書評、買ってよかったもの、日々のこと、レシピ、生き方、技術などの“真っ当な”記事をアップしているのとは対照的に、このブログは。。。と思っている方も多いでしょう。

わざわざ注意される内容をアップするなんて馬鹿か、、、と。

そこで今回は、なぜ執拗に上ネタを書き続けるのか?元の原因になった出来事を思い出したので、そのお話となります。

友の交通事故とお見舞い

前置きは省略するが、5,6年ぐらい前に友人(以下O君)が交通事故で入院した。

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入院当社、O君は不幸の真っ只中。

会社では上司のパワハラで心のバランスを壊して離職に追い込まれ、当時付き合っていた彼女には浮気されてそのまま別れ、そして趣味のバイクで事故で両足骨折…

立て続けに不幸が舞い込めば誰でも明るくはいられない。そんなにO君に出来ることなどあるのだろうか?逆の立場なら放っておいてほしいし…

 

案の定、お見舞いに行った友人達は口々に「相当落ち込んで話にならない」と。当然だ。だから私は少し変わったスタンスでお見舞いに行くことにした。

お見舞い当日

病院に到着してO君の病室に着くと、彼はは窓際のベッドでボーっと外を眺めていた。外に視線を送ると、一羽の鳥が自由に空を飛んでいる。

O君に近づくと気付き『おおっ、、、久しぶり。。。』と元気なさげに挨拶してきた。

ここで予定通り、事前に考えた作戦に出た。

O君の挨拶はスルーし、枕元上部に置かれているフルーツの盛り合わせの中からリンゴを選び、皮も剥かずにガブっとワイルドに噛んでみた。

『何?何何何?』とO君。

そのまま目を合わせずに次の作業へ。

鞄から、結婚式場の二次会で当てた使いようのないフォトフレームを取り出してO君の枕元に設置し、スイッチを入れる。そこには見る人によっては天国もしくは地獄の画像が流れる。

どんな映像が流れたかはご想像に任せるが、まあ上ネタだ。

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慌てふためくO君『ちょっ待てよ!』とキムタクとは似ても似つかない「ちょっ待てよ!」が飛び出した。

少しすると看護師の方も現れて『えっ!?ちょっ、、、他の患者さんもいるので・・・』と少しというよりだいぶ迷惑そうな顔で注意してきた。

O君『すいません!コイツが!』とこちらは恥ずかしそう。

しかし、その言葉とは裏腹にO君は笑顔になっていた。

そんなO君を見て思わず私も笑顔になった。

『笑ってんじゃねーよ』とO君。

 

もういいかなと、窓を開けて目の前を横切って離れていく鳥を見ながら初めてO君に話しかけた。

『笑えるって、、、いいよね。』

するとO君『バカじゃねーの!笑』と。

そう。その反応を待ってたのだ。

少しのクスッ

私がO君に取った『上ネタの画像を無限ループで流す』という荒治療は結果として吉と出た。その後はお見舞いに来た人を冷たくあしらうのではなく、談笑が出来るほどになったとO君のお母さんから聞いた。同時に“ありがとう”と。

 

上ネタを披露して褒められたのは恥ずかしながらこの時が初めて。この荒治療が他の人にも通じるとは思ってないけど、少しでも変わるキッカケを作ることが出来たと自負している。

 

落ち込んだり、最悪な環境に身を置いたり、逃げたくなったり。。。生きていれば嫌なことなんて沢山ある。最後は自分で解決する必要があるけど、何かを変えるキッカケは、身近にある「クスッ」とする出来事なのかもしれないと身を持って経験した。

だからこそ書く。O君のお見舞い時、病室の外を気持ちよさそうに飛んでいた鳥のように自由に。例えそれが『○○を連想させる』と言われても…

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