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さよなら妄想

現実と妄想の狭間で

母校から召集令状が届いたので参加してみたら元カノに遭遇した。

仕事

梅雨空続きで憂鬱になりかけていた私の元に、母校(高校)から召集令状が届いたのは先月のこと。

私が通っていた高校は授業で企業の社長を招き、現場の声を生徒に聞かせるという内容が盛り込まれていた。

2000年以降は卒業生を呼ぶようになり、デザイナー、飲食店経営、リサイクルショップなど、生徒が興味を持ちそうな仕事をしている人に白羽の矢が立てられて、私の同級生でも既に5名ほどが呼ばれていたと聞いていたが、私には無縁だと思っていた。

 

母校からの要望は『一人で大企業を相手にする新進気鋭のプログラマー』という肩書で、普段の仕事内容から現場で使える技術を教えてほしいとのことだ。

 

???

 

一体何を見て私に絞ったのだろうか?私は一人で大企業を相手にしている訳ではないし、プログラムに関しても優秀な高校生に勝てない。

恐らく他にいた候補者が辞退し、面倒なので肩書をそのまま私に継承させようとしたのだろう。二番煎じ感はあったものの、久しぶりの母校凱旋依頼は無視できず、先週の金曜日に参加してきました。

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15年ぶりに入る母校

久しぶりに入る母校。卒業後に文化祭などにOB面して参加する輩に嫌悪感を抱いていた私にとっては15年ぶりの肛門、、、いや校門を通過すると、当時の様々な思い出が蘇っては消えてゆき、気付くと事前に説明された先生用の玄関へ。

 

「今日は宜しくお願いします!」と出迎えてくれたのは、、、なんと、私が初めて付き合った女性だった!

先生になったのは噂で聞いていたが、母校&結婚していたことは知らなかった。名前もありがちな名前なので、召集令状が届いた時も全く気付かなかった。

驚く私に「フーくん(当時のあだ名)全然変わらないね!」と。その場で少し立ちバック、、、いや立ち話をして職員室へ案内され『こちらが今日お呼びしたアソーさんです』と紹介され、ぺこりと頭を下げると『ふーん、君が彼女のね~』と、無造作バーコードヘアの先生が不敵な笑みを浮かべていた。既に事情は説明済みか。

そして、いよいよ授業へ。

 

私が話をしたのは、情報処理科でメガネ男子多数のクラス。

軽く自己紹介した後に、現在授業で進めているプログラミングの授業サポート。

担当の先生が教えていたのは組込み技術。どうやらラジコンを動かすためのプログラミング演習のようだ。何とか趣味で少しかじっていたので生徒の質問にも答えることが出来た。そんなプレッシャーを2コマ経験し、最後は質疑応答で無事に終了。

もう少し無関心なのかと思っていたら結構真面目に取り組んでいてびっくりした。

というよりも、17、8歳で深いところまで学べている彼らが羨ましかった。

15年ぶりに一緒に歩く

授業を終えた私は職員室に戻り、先生方に挨拶をして校舎を後にした。元カノが肛門、、、いや校門まで送るよということで歩きながら話をした。

そう言えば振られたのもこの道だった。

ダラダラした学園生活を送っていた私にしびれを切らした彼女が私を捨てた道。当時は腹を立てたが、結婚願望が強く、真剣に先を考えていた彼女らしい決断でもあった。

振られたのは高校3年の秋。それからはほとんど話さずに卒業を迎えたが、後悔がないと言えば嘘になる。あの時もう少し違ったアクションを見せていれば。。。だが、もう過去のことだ。

 

現在は二児のママで旦那さんは警察官。

私に対する嫌味にも聞こえたが、彼女は堅実な相手を選んだ。

色々な味が楽しめる[うまい棒]からしっかりしている[警棒]へ。気になっていたことを聞いてみた。『もし、あの時将来のこと、突きたいケツ、、、いや、就きたい仕事や夢をはっきり言えば元に戻ってくれた?』と。

すると彼女は15年前に私がやって大不評だったプリティ長嶋のモノマネで『う〜ん、どうでしょー』とボケて返答してくれた。。。。おっ、なるほど。誰かがやっているのを見ると、本当につまらないことしていたなと、面白いと思ってやっていた過去の自分を殺したくなる。

 

15年という年月は長いようで振り返ればあっという間。

また会うかもしれない、もう会わないかもしれない。それでも久々の再会でモヤモヤしていた何かが取れたことは間違いない。今日は嫁にうまい棒でも買って帰ろう。 

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