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さよなら妄想

現実と妄想の狭間で

そのときは彼のをよろしく

とうとう限界を迎えてしまった。月曜から金曜までは大都会、休日も周囲の便利に囲まれた生活。。。もう限界だ。。。知らず知らずに自然との距離が開く毎日の中で、確実に消えゆく飢え。平凡な毎日は、可もなく不可もない無難君を生み出す。無難君はクリエイティビティーを戦場とする私のようなWeb界の端くれにいるものなら、抜かねばならぬ毒素。ならば抜いてみせようホトトギス。

 

少し誇張してしまった。正しくは5月病ならぬ6月病が出てきてしまったことが原因。昨年はブラジルワールドカップが平凡な毎日をエキサイティングなものに変えてくれた。ならばと『今年は女子があるじゃん!』と言われても、日本以外の試合を見る気はない。ならば、この6月をいかにして乗り越えようか?そんな私のわがままな悩みを解消するには、家族とプチ旅行へ行くことだ!と考えた。しかし、妻は日差し嫌い、愛犬Dも暑さに弱い。万が一、家族に迷惑をかけたら。。。そんな思いを抱えての毎日はただただ辛く、平凡だ。先週から取り入れた『平日の夜間はスムージーダイエット』により、家に帰る楽しみが一つ減ったころも大きい。様々な要因が重なり、いよいよ我慢の限界に達してしまった。そして、気づくと午後の案件を早めて電車に乗った。

鎌倉へGO

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※綺麗な画像でないのはZenfone5だから。さすが! 

平日は決まってセミナーや展示会などへ行って、曲がりなりにも仕事をしていたが、今回だけはどうしても遠出が必要だったのだ。久々に訪れた鎌倉。何をすべきか少し考え、由比ヶ浜海岸へ。風が強くて涼しく、海岸までの道のりは、少しずつ私のドロドロな精神をふにゃふにゃにしてくれた。そして海。久々に嗅ぐ潮の香り。やはり潮だ。風に乗った潮の香りは、いつでも私を少年時代に戻してくれる。

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当然ながら何もないが、かえって心地よい。ポロシャツにチノパン、ショルダーバックという、明らかにフラッと立ち寄ったおっさん感を出して行ってしまったことを後悔する。

周りを見渡すと海の家の準備をしている人や

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静かなビーチでまったりと過ごすカップルの姿までいた。

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10分程経過し、すっかりデトックスされ気力が充実したとこで帰ることにした。既に16時半。会社に戻るか家に直帰するか5秒考えて、、、、、直帰にした。

ビーチを後にしようとした時、高校生のカップルが近づいてきて『写真撮ってもらっていいですか?』と。快く快諾。こうした爽やかな学生カップルを見れたのも、無理して予定を激早で切り上げた影響だ。撮ってあげた写真はブレてしまったが、二人の気持ちがブれていないことを祈る。『じゃあ』とビーチから離れようとする私と、これからビーチへ近づくカップル。すると、突風が吹いた。反射的にカップルを見返すと、彼女のスカートがフワッと・・・しかし、彼氏がすかさずお尻部分を抑えてハプニングを回避。すると、先ほどまで笑顔だった彼氏が少し鋭い目でこちらを見る。その目は『見てんじゃねーよ』というアイコンタクト。それでいい。

 

由比ヶ浜海岸から鎌倉駅へ向かう途中で、チャリ2台に追い抜かされる。さっきのカップルだ。彼は笑顔を取り戻し『さっきはどーも!』と挨拶し、彼女も軽く会釈。そのまま遠ざかるカップル。少し先を行く彼に追いつこうと必死にチャリを飛ばす彼女。青春だ。しかし、先ほど由比ヶ浜海岸で私を睨んだ彼の目線は間違いなくハンターそのものの眼。チャリでどこまで行くか、皆目見当がつかないが、ビーチで瞬時に彼女を守った彼には拍手を送りたい。そして彼が再度ハンターになった時は、彼女が抑えるのだろう。そのときは彼のをよろしく。

 

こうして短い旅行は終わった。これから暑さが本格的になるので、もう一度ぐらい行ってみたいものだ。

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